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同じペースで半年ごとの適用利率が上昇していったとすると、この場合のさらに5年後(当初から10年後)の住宅ローンの残高は2682万9957円となります。 元本が減っていくペースがさらに遅くなっているのです。

もっとも、私のおすすめの住宅ローンの借りかたは変動金利です。 さきほど、変動金利型の住宅ローンを借りるのは賭けであると言いましたが、将来の所得についてはともかく、世界のマクロ経済情勢から判断するに、銀行が提示している固定金利が変動金利の平均になるほど、短期金利(変動金利の指標)が上昇していくとは思えないからです。
ただ、変動金利型の場合、さきほど見たような金利上昇のおそれがあり、その結果、ローン元本が思っていたほど減らないリスクがあります。 したがって、いわゆるつもり預金とでも言いますか、固定金利で同じ金額を借りたときの返済金額を計算してみて、実際の返済額との差額を別途貯金し、そして、年に1回程度、元本の部分的な繰り上げ返済をするのがいいでしょう。
3200万円を30年間、3.33%の固定金利で借りると毎月の返済額は14万675円となります。 変動金利1.075%で借りた場合の当初の5年間の毎月の返済額との差が3万6644円ありますから、これを貯めておいて、内入れをするのです。
もっとも、これはこれで面倒なのも確かですし、また、将来の金利上昇のリスクを負っていることも間違いありません。 ということであれば、フラット35と呼ばれる固定金利での住宅ローンの利用も検討してみたほうがいいでしょう。
フラット35の使いかたフラット35というのは、住宅金融支援機構が実質的に融資をしている、長期・固定の住宅ローンです。 民間の金融機関が融資した住宅ローンを機構がすぐに買い取り、民間金融機関は事務手数料を機構から受け取るという仕組みです。
この民間金融機関の手数料率の差が、フラット35の金利の差になります。 機構が買い取るときの条件は同じでも、手数料率が低い民間金融機関を通じて借りたときのほうが、金利が低くなるのです。
2010年の10月現在、フラット35の適用利率で最も多いのは2.41%です。 仮に、変動金利型住宅ローンで適用される金利が、今後、銀行が考えているような勢いで上昇していくのであれば、フラット35の長期固定金利で借りておくほうが明らかに有利なのです。
もっとも、変動金利型住宅ローンの当初の適用金利である1.075%と、フラット35の適用金利として最も多いとされる2.41%という金利の差は、おそらくみなさんが思っている以上だと思います。

待望の貸事務所です。珍しい貸事務所のご紹介です。

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